でぃふぁれんと・すてっぷす 別館

いいブログタイトルを考える余裕も無い状態です。絶賛放置ちゅう。

参院選前夜に思う事

私事により、今回の参院選の期間はネットを見ていることが多く、自然と政治関連の記事やら呟きを見ることが多かった。

そのせいだろう、投票前夜になって、自分なりの思いを吐き出してみようと決心した。

 

自民党安倍総理を信頼してはないが、俺は選挙区も比例区自民党候補に入れる

アベノミクスが成功しているとは思わない。

実質賃金が下がり続けている割には政権批判が少なすぎないか?」

とすら思ってる。

自らの政策の未来を語るのではなく、自分の政策の自慢と他党非難を繰り返す総理の姿に共感もできない。野党がだらしないとしても、それに合わせて自らの主張のレベルを落とすことが良いことなのだろうか。なんだか「お前ら、他人の悪口の方が盛り上がるんだろ?」となめられてる気がする。

憲法にしても、参院で2/3以上議席確保した場合どうするのか、改憲議論をしたいのかしないのか態度を明白にしないのもどうかと思う。

www.nishinippon.co.jp

選挙のやり方、メディア対策としてはこういうやり方の方が正しいのかもしれんが、政治家として尊敬できるか、信頼できるかと言われればNOだ。

 

が、それでも俺は自民党に入れようと思ってる。

野党がどうにもならないからである。

今回の記事を書くにあたって、政見広報広げて最大野党であるところの民進党の広告を読んで、驚いた。

党の公約がどこにも見当たらないのだ。

もちろん、そんな事やってる政党・政治団体など他にない。

元々から民進党支持の人以外の支持を取り付ける気があるのか、と疑いたくなる。

yahooの特設サイト見てたら民進党自党の特設サイト作っていたが、画面スクロールしてみる限り(つまり「インフォグラフィック動画」とやらを見ずに判断する限り)

改憲勢力に2/3以上取らせない」以外の主張が見当たらない。

そんなシングルイシューが通るか。

しかも(旧)民主党時代の政権運営のトラウマがこちらにはある。

改憲勢力に議席取らせすぎないようにと思って投票したら改選過半数を野党が取り、安倍総理が辞任。経済政策は振り出しに」

なんてことになったら混乱と絶望しかない。*1

  • 改憲強行のリスク(ただし、何が変わるかは未知数だし、国民投票でNOという機会が残されている)

  • 与党敗退による政治経済停滞のリスク(しかも与党の代わりに野党がより良い政策を出してくれる展望が見えない)

とを比較した場合、後者の方が実現可能性高くて取り返しがつかない。与党に投票する方が安全ではないか? と思うのだ。

 

 

 

政治家は若者のことを考えてる。だが、足りない。

選挙の時期になるたびに聞かされている文言がある。

「投票には行くべきだ。若者の投票率が低いままだと老人重視の政策になってしまう!」

なるほど。そういや「高齢者への給付金に3400億、保育所と保育士の整備・確保に計1300億」という予算配分が取りざたされた事もあった。*2

www.asahi.com

こういう高齢者優遇な政策が現に生じているし、それは「票数」という発言権が強いからだ、と。なるほどそうかもしれない。

だが、「政治家は若者の方を向いていない」とまで言われると正直疑問を覚える。

安倍総理は今回の選挙でも最終演説地にJR秋葉原駅前を選んだ。

首相は東京・秋葉原で「3年半前、皆さんの力で政権を奪還し、雇用を増やしてきた。決してアベノミクスは失敗していない。でも道半ばだ」と主張。

 

dd.hokkaido-np.co.jp

 

ここで総理が呼びかけた「皆さん」とはだれか。高齢者とか団塊の世代が土曜夕方の秋葉原に集まっている訳でもあるまい。

総理が「皆さんの力で政権奪回できた」と呼びかけたのは、他でもない若者ではないのか?*3

先にあげたyahooの特設サイトにも民進党共産党が特設HPへのリンクを張っていた。特に共産党は「給付型奨学金」「ブラック企業」など、ネットで話題にあげられた社会問題を狙って言及している。

koredeiino-nihon.jp

www.jcp.or.jp

こういう実例を前にして「政治家は若者のことを考えてない」と言い切ることは俺にはできない。

つまり、「政治家はちゃんと若者の方も向いている」のだ。

ただ、それが足りないだけで。

自分も若い世代(具体的に言えば10~30歳代)にはぜひ投票してほしいと思ってる。

若者世代の投票率が上がることで政治家が「若い世代の言う事も聞いておかないと痛い目あうぞ」と恐怖心を覚え、新聞の政治欄に「若者世代の票に配慮して○○の政策について検討を急ぐことにした」という記事が頻発するような世の中を自分は望んでいる。

そうなったら政治についてネットで主張したり議論したりした内容がダイレクトに政策決定に影響するかもしれない。それって素敵な事ではないか。少なくとも誰にも届かない愚痴を書き連ねるよりは建設的だし希望も持てる。

(本当にネットが政治に影響与えるようになった場合、誹謗中傷や論理破たんを苦にせず長期的視野も何もない「声の大きいだけの人」がネット言論支配して政治を左右するような事態になるかもしれない、というかそっちの方が実現性高い。それでも、自分たちの世代が政治に影響力を持たないままでいるよりはマシだ、と自分は思っている)

 

とにかく、ネットをよく見る世代にこそ選挙に行って欲しいと願っている。

特に10代。これだけ自分たちの世代が注目されている今行かなくていつ行くの。

ここで行かなきゃ「10代ってやっぱり政治に興味ない人多いのね」で終わってしまう。注目もされなくなる。だから、行ってほしい。

 

山田太郎候補の事

最後に、新党改革からの候補者である山田太郎議員について。ちょうど彼の制作物(ポスターとかパンフとか)へのリンク張ったツイートしていたのでそれを紹介。

 

 「表現の自由について訴え続けている議員」として自分のツイッターのTLにこの人の話題は昔から流れてきていた。

自分は前述のとおり別の人に投票するつもりだが、この人の地道に成果を積み上げるやり方には信頼感を持てる。

表現の自由を最優先にしたいならこの人一択じゃないか?」

とすら思ってる。ここまで前面に表現の自由の確保を訴えてきたひとは他にいないと信じる。

なので、この人の得票数を(無責任に)気にかけている。

表現規制反対」だの「憲法で保障された表現の自由を守れ」だの言っていたネット上の人たちの力が、どこまで目に見える形で現れるのか、と。

新党改革」は支持率が低く*4、事前調査でも一議席とれるか取れないかだ、と聞いている。

それに比例代表の名簿には党代表も名前を連ねており、山田太郎議員の業績を何一つ知らない状態で名簿だけ眺めれば、当選回数を考慮してもこの党代表が党内得票数一位になるのが順当であるように思える。

その予想を覆すことが出来るのか。雑で失礼な言い方をすれば

「オタクは有効な集票団体足り得るのか。それとも只の『敵に回すと怖いが味方にすると頼りない』集団で終わるのか」

山田太郎候補の選挙戦の結果で見えてくる、とそう信じている。

頼むから党内得票数一位にはなってくれ。そうでなかったらツイッターなどでの政治活動は「相手の足を引っ張るのには有効だが、特定候補を勝たせる手段にはなりづらい」ってレッテルを張らざるを得ないから。俺の中で。*5

*1:世論調査の結果を見る限りその可能性は限りなく低いことは事実だが

*2:半年前の記事なんだが、結局これどうなったんだろう。このあとで増田の「保育園落ちた~」の記事が注目集めたので軌道修正したとは思うのだが

*3:正確には「日本を愛し偏向マスコミと反日勢力を憎む若者」なんだろうけど、偏見混じってるのは自分でもわかるので脚注に書くにとどめる

*4:そもそも「知名度」があるかどうかすら怪しい

*5:最後に愚痴。最近になって「山田太郎候補はスギ花粉の減少にも力入れています!」って応援ツイート回ってきてほう、と思っていたが、山田太郎候補の制作物読む限りこの人が表現問題とともに力入れて主張してるのは福祉なんだよなあ…子ども庁の設立とか知的障がい者が生き生きと学べる大学の整備とか。「ああ、山田議員応援している人は福祉には興味ないのね」と愕然とした(少なくとも「スギ花粉減少」の方がより多くの人が拡散されやすいネタだった、という話なわけで…